マイライフ・アズ・ア・ドッグ再見
2018年 10月 03日
先週、マイライフ・アズ・ア・ドッグ(HDマスター版)を西宮北口のTOHOシネマで見てきました。もう終わっちゃったかな。
今から30年近くになりますか、スウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督の名を、一躍世界に知らしめた傑作映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」。
冒頭にあのピアノの旋律が流れてきただけで涙!
父親は南洋に行ったきりで帰ってこず、母親は結核のため少年は叔父のところに預けられてしまう。母親への愛も空回りで失敗ばかり、可愛がっていた犬も殺されたり、少年イングルマは不幸の連続。
そんなイングルマですが、美しい自然に包まれて、様々な愛すべき人々との出会いや別れに戸惑いながらも成長していく少年の姿を描いた、心温まるヒューマンドラマとなっています。
彼の「人工衛星に乗せられて死んでいったライカ犬より、僕の人生のほうがまだ幸せだ」という少年の心の声が映画を見る者の心に響きます。
久しぶりにこの映画を見たけど、あらためて、この映画の素晴らしさを再認識。
ところで、サガ役の男の子勝りの女の子が美しい女性に変わっていくのですが、とにかくキュートでかっこいい。