尼崎城は建設中、完成までもう一歩!
2018年 08月 25日
阪神尼崎駅南側の城址公園内に建設されている尼崎城の工事の様子を見てきました。
ミドリ電化(現エディオン)の創業者・安保 詮(あぼ あきら)氏が「お世話になった尼崎に恩返しがしたい」という一心で、10億円という私財を投入して天守閣の復元を尼崎市に打診、しかも建築後は尼崎市に寄贈されるとのことです。
尼崎城は江戸初期に尼崎藩主の戸田氏鉄(うじかね)が築きましたが、1873(明治6)年、士族の謀反を恐れる新政府による廃城令に伴って取り壊されました。
尼崎城の築城400年を迎える来年、平成30年10月の完成を目指して、着々と工事が進行しています。
城は江戸中期の「尼崎城分間(ぶんげん)絵図」などを基に、高さ約24メートルの四重天守と二重の付け櫓(やぐら)を鉄筋コンクリート造りで再現。内部はエレベーターが設けられ、延べ床面積は約1400平方メートルとのこと。