めやみ地蔵 仲源寺
2018年 06月 22日
京都の繁華街、四条河原町から八坂神社に向かって東へ向かってすぐのところにあるお寺お寺が、通称「目疾(めやみ)地蔵」こと仲源寺。
狭い境内の小さなお寺ですが、通行途中で参拝に寄る人も結構多いように思われます。
ここに安置されているのが「目やみ地蔵」で、その名の通り、目の病気でお困りの方や健康にご利益があるとされています。
しかしながら、もともとは、「眼やみ地蔵」ではなく、「雨やみ地蔵」だったとのこと。

仲源寺のすぐ近くを流れる鴨川は、氾濫が多かったのですが、降り続く大雨から鴨川が氾濫した際、地蔵菩薩のお告げにより洪水を防ぐことができたそうです。
お告げに深く感謝し、この地に「雨やみ地蔵」と名付けたお地蔵様を安置したのが、もともとの謂れだとか。
ところで、ユニークだと思ったのが石造りの香炉。
この形は、蓮の花なのかな。
