神戸市立森林植物園・ロックガーデンに咲く花
2018年 05月 12日
広い神戸市立森林植物園のなかで、レストラン・ルピックの裏手にあるロックガーデンは目立たない存在なのですが、小さな野草が花を付けていました。
◆エビネ(ラン科の多年草)です。かっては、各地の低山でごく普通に見ることができたエビネですが、現在は、鑑賞目的の乱獲も影響し、環境省のレッドリストの準絶滅危惧種に指定されているそうです。
◆キエビネ(ラン科の多年草)です。エビネより大型で良く目立ちます。

◆クマガイソウ(ラン科の多年草)
その名前を源平の合戦時の高名な武将に由来するいかつい名前のクマガイソウ。英国やオーストラリアでは優雅なレディース・スリッパという名称。ところ変われば、名称も全く変わってしまうのが面白いですね。

◆シライトソウ(ユリ科の多年草)
シライトソウとは見たまんまですね(笑)。
◆ユキモチソウ(サトイモ科の多年草)
花の中央に、ふっくらとした白い餅のような部分があって、とってもユニーク。
(撮影:4月30日)