神戸ルミナリエ2017 「フロントーネ」
2017年 12月 14日
今年も神戸の冬の風物詩ルミナリエに足を運んで参りました。
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催した神戸ルミナリエも、今年で23回目を数えるまでになりました。
当初の犠牲者への鎮魂との色彩はいささか希薄になった感はあるものの、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として開催されています。
本年は神戸開港150年、来年が兵庫県政150周年であることから、今回は特に作品の充実を図り、大きな節目となる年にふさわしいものとなっています。
旧外国人居留地の仲町通りに設置する作品の距離を延長し、起点を昨年までの京町筋交差点東詰から、約80m西側の浪花町筋交差点の東詰として作品を設置します。これにより仲町通りの作品の総延長は約270mとなったとのこと。第20回までの総延長に戻ったそうです。
会場の入口の「フロントーネ」です。
巨大な塔とそれに続く光の壁、さらにその奥にアーチ状の装飾による玄関作品です。