京都の3大ディープゾーンの一つ四富会館の「てしま」
2017年 08月 22日
七条の「リド飲食街」、西院の「折鶴会館」、そしてこの四条富小路上ル「四富会館」。小さなお店が集まる昭和な雰囲気漂う京都のディープゾーンです。狭いからこそ店主ともお客とも近く一体感を持ってお酒が楽しめます。「折鶴会館」は立ち飲み店中心なのに対し、こちらは、狭いながらもカウンター席なので、ゆったりするには、こちらの方がいいかな。

ちょっと、怖そうですが(笑)、リーズナブルに楽しく飲めるお店ばかり。こじんまりした居酒屋さんがたくさん入っています。日本酒の美味しい和食屋さんからおでんのお店、沖縄料理屋さん、タイ料理店などなど。なんとワインバーまであります。しかもどこも人気であっという間に満席状態(まあ、狭いこともあるけど
ね)。
狭いのでお客さん同士仲良くなれる雰囲気がいいですね。
今回、足を運んだのは、四富会館の最奥に位置する「てしま」さん。電話で予約してから伺いました。
薄暗い・・いやっ、歴史を感じられる四富会館を奥へ奥へと歩いていきます。

寿司屋さんなどで経験を積んだ店主の高田さんは、料理屋からの尊敬も厚く、「もっと大きい店をやれば」との声も少なくないけれど、「目が届く範囲で、生き様をこめた味を伝えたい」と、あえて小バコの会館を選んだそうです。なお、店名の「てしま」は、ご主人が香川県の「豊島(てしま)」出身だから。
店内はカウンターの8席のみで、入口側にテレビが設置してあります。後から来られるお客さんに配慮し、最奥に陣取ります。
休日とはいえ、まだ午後5時と早い時間帯だったため、先客はありませんでしたが、しばらくすると、2組が相次いで入店し、あっという間に6席埋まってしまいました。
興味深い一品もいくつかあったのですが、今回は、来訪者のほとんどがオーダーするという【あかね】1500円(税込み)をオーダー。









おいしくいただきました。
◆てしま
都市中京区富小路四条上ル 四富会館 1F
電話:050-5592-6338
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休。カウンターのみですので要問い合わせ。