西花見小路「う桶や う」の水桶
2017年 08月 17日
祇園の本通りである花見小路は、観光客などが溢れ、人通りや車が絶えませんが、1つ奥の小路を歩くと、観光客もまばらで、ゆったりとお散歩することができます。
祇園まちの西側の裏通りである西花見小路もそんな小路の1つ。低い軒下に格子戸や出格子、駒寄せ構えなどが並び、格子の手すりによしずを垂らした二階屋が並ぶ昔ながらの花街となっています。
その通りのお店の1つ、「う桶や う」さん。ミシュラン1つ星獲得、町家の京都らしい趣、抜群の美味しさ評判の鰻専門店で、その名前のとおり、寿司屋が出前に使うような「う桶」に御飯と蒲焼が敷き詰められたものが出てきます。圧巻としか言いようがありません。その量たるや、まあ、3人寄らなければ、平らげることはできないでしょう(笑)。それで、小サイズです。今回は、女房と2人連れで、しかも予算の都合もあり、パス。
さて、玄関先もにほんとうにいかにも祇園といった風情なのですが、今回注目は、石造りの水桶(正式にはどういうのでしょうね)。
刻まれた文字は、いかにも「鰻屋」といった感じで洒落てますね。

さすがに、その中の水の中は・・・
鰻ではなく金魚が泳いでいました(笑)。
