大歩危峡を船で楽しむ
2017年 07月 28日
かずら橋からバスで20数分のところにある「大歩危峡まんなか」というレストラン、ホテル、土産物店等が一体となった観光施設から大歩危峡の観光遊覧船が出ています。
船着き場は川のすぐ側。建物の入口すぐそばの階段をどんどん降り、川沿いに少し歩いて船乗場の到着。
いよいよ遊覧船が出発。
徳島県の景勝地であり、天然記念物でもある 「大歩危峡」は砂岩が水蝕 されて奇岩・怪岩の地層を創り上げ、それらが波状に連なった渓谷ですが、白褐色の岩肌を持つ奇観とエメラルドグリーンの吉野川とコントラストが見どころです。
写真だけでは伝わりにくいかもしれないですが、間近で景色を見るとなかなかいいですね。
想像以上に、川の流れはゆるやかで、ゆったりと船は進んでいきます。
深いところは水深20メートル以上のところもありますが、浅いところは1メートルにもならないところもあります。
浅いところは川底が見えます。水が澄んでとてもきれいなのがよくわかります。
ところで、大歩危とは、変わった名前です。何か、「大股で歩くと危険」ということで付けられたというのが通説ですが、ぼけは崖のことのようですね。切り立った渓谷の大きな崖が名前の由来です。
往復30分の船旅は、のんびり寛げるのですが、保津川の川下りと比べるとスリルに欠けます。私は楽しめました。まあ、もっと刺激を望む方は、小歩危渓でラフティングをどうぞ。流れが急でスリル満点のようです。
なお、駐車場の脇には、見晴台があって、なかなかいい景色。ひょっとしたら、船からよりも、フォトジェニックかも。