居酒屋探訪界2大巨頭ご贔屓の店「やまいち」(2)
2015年 10月 09日

ひきつづき、シルバーウィークの島根旅行2日目。「やまいちの夜」です。

「やまいち」のおでんもお薦めということでしたので、オーダーいたしました。

いただいたのは、「いわしのつみれ」、「豆腐」、「大根」、そして「巾着(というのかな)」。結構なボリュームでした。オーダーしてちょっと後悔。特に、「巾着」は中にいろいろ入っていてぱんぱんです(笑)。

結論を先に言います。だしは、アゴ、つまりトビウオでとっているとのことですが、私の舌に合わないのかと思います。感動の味というわけにはいきませんでした。でも、これは私個人の感想ですので。
さて、ここらで、お酒がなくなってしまいました。
次にいただいたのは、同じく「米田酒造」さんの「純米吟醸 豊の秋」です。

「初代金五郎」と比べるとフルーティです。どちらかというと、どしっとした存在感の「初代金五郎」の方が好みかもしれません。でも、以前松江で、出雲蕎麦の名店神代そばさんでも、「上撰 豊の秋」をいただきました。常温でいただいたのですが、背伸びすることなく、まさしく地に足をつけた「地酒」らしいお酒という感じだったのですが、何かしら、この「純米吟醸」にも、共通したDNAといったものを感じます。
さて、焼き魚を食べたいなあということで、「のどぐろ」・・・も考えたのですが、京都なんかで「ぐじ」と呼ばれる「アマダイ」をチョイス。のどぐろ1匹2,000円で、アマダイが1,500円。ちょっと試案のしどころ。残りの財布の状態を考慮し、「アマダイ」にいたしました(笑)。でも、「アマダイ」でも後悔なし。充分美味しかったです。名前の「アマダイ」の名にふさわしい美味しさでした。

そして、最後に、壁に貼られていた気になっていた「肉豆腐」の文字。
かなり、満腹感はこの時点であったのですが、「肉豆腐」をオーダー。

基本的に、すき焼きです。これもボリューミーながら食べちゃいました。人気メニューのようです。

ちょっと関西人には辛めかなと思ったのですが、卵をからめると良い塩梅。
これ以上たべることができないと思いきや・・・
このお店で絶対かかすことができない・・・「しじみ汁」。

このお店の「しじみ汁」の存在感といったら・・・
しじみ汁の入ったおわんを手で持ってください。
とにかくずっしり(笑)。半端ないほどのしじみがはいっています。そして、半端なく美味い。
これが一杯のお椀に入っていたしじみのガラです。すごいでしょう。

これだけの量の新鮮なシジミのエキスが味噌汁に溶け込んでいるわけですから、不味い訳がありません。
絶対の〆の切り札です。お忘れないように。
◆やまいち
島根県松江市東本町4-1
TEL:0852-23-0223
営業時間:
平日
16:30~21:30
日・祝
16'30~21'00
定休日:不定休