映画「駆込み女と駆出し男」ロケ地(2)柳谷観音楊谷寺 @長岡京市

「柳谷の観音さん」の愛称で親しまれている長岡京市の柳谷観音楊谷寺。

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弘法大師の命日である毎月17日は縁日になっており、眼病平癒のご利益を求めて、地元京都人に限らず全国から多くの人が参拝に訪れるこの山寺は、映画「駆込み女と駆出し男」でも、ロケ地として使われておりました。

映画の中のシーンを漏れなく、取り上げることができたかは、あまり自信ないですが、少なくとも、次のとおり、楊谷寺が登場しました。

1.東慶寺の奥、やんごとなき住持の尼さんがお住いになっているお部屋は、楊谷寺の書院が使われていました。

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書院を取り巻く、美しいお庭が実に印象的でしたが、京都市の名勝に指定されています。 

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2.上書院の北側に水琴窟があるのですが、映画にも登場していました。

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ご存じだとは思いますが、水琴窟とは、地中に設けた小洞窟へ水滴を落とし、そこから発する滴水音を楽しむ、江戸時代から伝わるいわば庭園音響装置。楊谷寺ではこれを「心琴窟」と命名しています。

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全くストーリーとは関係無いのですが、じょごを演ずる戸田恵梨香さんが水琴窟の音を聞いているカットが挿入されていました。おそらく、撮影のあいまに、戸田さんが水琴窟の音を聞いているのを映画の中に取り込んだのでしょう。何気にほほえましいカットでした。

ちなみに、水琴窟の場所において、長岡京市の職員かバイトの20歳代の男性が、水琴窟の説明をしていたのですが、映画は見ていないようで、ここで戸田さんが水琴窟を聞いていたことを伝えると「えええっ~!」とびっくりしていました(笑)。

3.上書院から奥の院に到る回廊、通称「あじさい」回廊にて、じょご役の戸田恵梨香さんが、この高低差のある約100メートルほどの長い回廊を決死の形相で走り回っておられましたね。

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結構体力的にもきついと思うのですが、なかなか、OKが監督からもらえなかったそうです。まさしく、彼女の役者魂爆発の印象深いシーンでした。
by tetsuwanco | 2015-06-29 21:45 | ちょっと遠出

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by てつわんこ
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