里山の春 美山かやぶきの里・北村
2015年 04月 23日

美山町内には数多くの茅葺き民家が現存していますが、とりわけ知井地区にある「北」の集落には50戸のうち38棟がかやぶきの屋根で、伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観の保存度への評価も高く、平成5年(1993年)12月に重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。



今年は、あっという間に北上してしまった感の強い桜前線ですが、こちらでは、局地的に踏みとどまってくれたように、桜が満開。







大きな茅葺き屋根に枝垂桜。昔住んでいたわけでもないのに懐かしさが沸き上がるのは、ある意味、これが日本の原風景と言えるからではないでしょうか。

日本昔話で、おじいさんとおばあさんが住んでいるような(笑)。

定番のポストの位置から。足元には水仙が咲き乱れ、桜も見えるいい雰囲気。
ゆっくりと時間が流れ昔懐かしい雰囲気が味わえます。
この風景は、昭和をはるか飛び越えて、江戸、いえいえ、とにかくむかし、むかしの風景でしょう(笑)。
鯉のぼりが茅葺き民家によく似合います。

桜以外にも、水仙やチューリップなどが咲いていて春模様。



これは、桃の花でしょうか。


かやぶきの里北村のシンボルかつマスコット的(笑)存在の赤い郵便ポスト。
レトロな郵便ポストも茅葺屋根に良く似合います。

(撮影:4月18日)