車折神社の渓仙桜
2015年 03月 29日

各地で桜の開花宣言が発表されるなか、河津桜や長徳寺のおかめ桜などの超早咲き桜から、京都御苑・旧近衛邸のイトザクラなどの「普通」の早咲き桜へとバトンタッチする時期となりました。
ということで、車折神社(渓仙桜)、平野神社(魁桜)、千本釈迦堂(阿亀桜)、水火天満宮、妙覚寺、京都府庁日本館、京都御苑・宗像神社、本満寺、鴨川(五条から七条)と巡って参りました。
千本釈迦堂の阿亀桜が5分から6分咲きだった以外、ほぼ満開。
やはり、京都の早咲き桜として代表格である平野神社の魁桜と本満寺の一本桜は素晴らしかったですね。
いつまでも記憶に残る美しさでした。
さて、一番最初に取り上げるのは、訪問順で車折神社。

こちらの境内には、あちらこちらに何種類もの桜が目を楽しませてくれますが、何と言っても、渓仙桜でしょう。

日本画家で、「祇園の夜桜」などの桜作品でも名高い冨田溪仙が、近代日本画の巨匠である富岡鉄斎が宮司を務めていた車折神社に奉納したもの。


お隣に境内社である芸能神社があるからでもないでしょうが、何やら艶めかしいオーラが感じ取れます。
(撮影:3月28日)