河津桜の桜並木 @京都伏見区・淀水路
2015年 03月 23日

今年も、京阪淀駅から徒歩10分程度のところにある伏見区淀地域の淀水路沿いで、早咲きの「河津桜」が見頃を迎えています。


最近、神戸の公園などでも河津桜が植えられ、目を楽しませてくれているのですが、おそらく桜並木となっているのは、関西では、この淀水路だけではないでしょうか。


もちろん、伊豆の河津桜には遠く及ばないですが(笑)。
数年前までは、近くの住民たちが、春の訪れを楽しんでいるといった風情だったのですが、新聞などで紹介されてきたこともあり、遠方からの観光客や写真愛好家も増えてきているようです。


もともとは、荒れていた水路沿いを美化するとともに、地域の名所にしようと、住民でつくる「淀さくらを育てる会」が静岡県発祥の河津桜を2002年から植樹したもの。


現在は約200本ほどの桜並木になっています。


鮮やかなピンク色の花が一気に咲きそろい、満開の桜のもと、一帯は春らしい雰囲気に包まれていました。
ピンクの花びら と鮮やかな黄色の菜の花 のコントラストも素晴らしいものがあります。


伊豆の河津町から10数年前に数本取り寄せ植えたのが始まりとか。 今では200本ほどの桜並木になっています。
ソメイヨシノが大島桜と江戸彼岸桜の交配で生まれたのに対し、河津桜は大島桜と寒緋桜の交配で生まれたとのこと。この鮮やかなピンク色は、寒緋桜の緋色のDNAによるものなのでしょう。
(撮影:3月22日)