大和路・長谷寺の紅葉 @奈良県桜井市
2014年 11月 29日

奈良時代に創建されたと伝えられる長谷寺は、源氏物語や枕草子など古典文学にも登場する日本有数の観音霊場。


春の牡丹をはじめ、四季折々の花木が楽しめる寺としても知られており、秋にはお寺が建つ初瀬山を真っ赤に染める紅葉が堪能できます。
とくに仁王門から399段の登廊を登った先にある本堂・外舞台からの景色は、思わず息をのんでしまいます。

京都東山の清水寺の本堂のように舞台造となっていて、本堂の外舞台から眺める紅葉は絶景そのもの、極楽浄土を想わせる程です。

そして、長谷寺の代表的景観ともいえる、本堂から五重塔方面の眺めです。写真に収めるのであれば、巡行の午前中がお薦めかな。

そして、長谷寺の床紅葉です。

床もみじというと、京都岩倉の実相院が有名ですが、奈良の床もみじというと長谷寺。知る人ぞ知るという存在です。
何分人気の紅葉名所ですので、人を入れずに撮影するのが大変困難。

それ以外の紅葉もこんな感じ。皆さん感嘆の声を上げておられました。



そして、長谷寺の拝観順路に従うと、本坊に立ち寄らず、出口に到るのですが、長谷寺本坊もお忘れ無く。本坊内部は拝観できませんが、本坊からの眺めがこれまた素晴らしいものがあります。


(撮影:11月22日)