仁王門を過ぎて、左手に見えるのが幅の広い石積みの階段。室生寺の名所の一つである「鎧坂」です。自然石が積み上げられた階段の様子が、編み上げた鎧の様に見えることからこの名がついたとのこと。
このあたりは、室生寺の代名詞ともなっている春の石楠花が見事なのですが、それにも負けず劣らず、秋の紅葉も素晴らしいものがあります。
「鎧坂」から正面に見えるお堂は、国宝に指定されている「金堂」。
この後に見る「五重塔」とともに、平安初期の山寺の仏堂としては日本唯一のもので、非常に貴重な建築物として高く評価されているとのこと。
(撮影:11月22日)