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女人高野・室生寺の紅葉(1)太鼓橋と三宝杉、仁王門あたり

奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院、室生寺(むろうじ)は、奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院で、宇陀川の支流室生川の北岸にある室生山の山麓から中腹に堂塔が散在します。

平安時代前期の建築や仏像を伝え、境内はシャクナゲの名所としても知られています。女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名があります。

秋みは、楓の紅葉や銀杏の黄葉が深山の緑に彩りを添えています。

バス停から室生寺に向かって、室生川に沿った道を歩く。茶屋や土産物屋・料理旅館などが立ち並ぶ道を過ぎると、川に架かる朱塗りの反り橋が。これが、室生寺への入口となる「太鼓橋」です。

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歴史長い室生寺の中で、この橋の建築時期は新しいものです。

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以前の橋は、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風によって流されてしまい、現在の「太鼓橋」が再建されました。橋の先には「表門」が見えます。

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「太鼓橋」から「表門」を望むその風景を写真に収める参拝客は多く、春は「表門」の背景に咲く桜が、秋は橋の左右に立つカエデの紅葉が美しく。ここは室生寺を訪れた者の目を楽しませてくれる、最初のスポットと言えるでしょう。

「表門」は普段、通行できないよう封鎖されているため、「太鼓橋」を渡ったら右へと歩き参拝受付へ。途中、3本の大きな杉の木があり「三宝杉」と呼ばれています。樹齢はおよそ150~200年ほど。幹まわりは3mほどもあります。このあたりの紅葉もなかなか見事。

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参拝受付を終えると、すぐ目に入るのが「仁王門」。元禄に一度焼失し、その後長い間姿を消していたが、昭和40年(1965年)11月に再建。

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この仁王門周辺の紅葉も素晴らしいものがあるのですが、私が訪問した11月22日は、色あせ気味でした。

(撮影:11月22日)
by tetsuwanco | 2014-11-25 20:09 | ちょっと遠出

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by てつわんこ
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