相楽園の紅葉 @神戸・元町
2014年 11月 13日

相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。
昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「各得其願 和悦相楽(おのおのそのねがいをえて わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになります。

平成17年11月に相楽園が国の登録記念物(名勝地)に登録。
19,566㎡の敷地の中にある庭園は、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)日本庭園で、飛石や石橋を渡り、流れや滝など深山幽谷(しんざんゆうこく)の景を見ることができます。

池の周辺の紅葉が、彩り始めていました。

茶室浣心亭(かんしんてい)や船屋形(重文)とともに、美しく映えています。

もう1週間もすれば、カエデは真っ赤に染まります。


(撮影:11月8日)