慶沢園とあべのハルカス

天王寺公園内にある純日本風の池泉回遊式庭園である慶沢園。



大正15年（1926）、江戸時代からの大阪の豪商・住友家15代吉左衛門（号は春翠）から大阪市へ、本邸とともに寄贈されたものです。



庭園の設計・施工者は平安神宮、円山公園など大規模な庭園を手掛け、近代造園のスタイルを確立したと称えられる造園家「植治」こと小川治兵衛。



さすがの小川治兵衛も「想定外だった」と思うのが、本年３月全面オープンとなったあべのハルカス。



まあ、いまさら庭園をスポイルしているなんて言うのも野暮。



たぶん、慶沢園は、天王寺公園の入口付近とともに、あべのハルカスの姿を美しく見れるスポットです。