八幡屋公園のジャカランダ
2014年 06月 22日
6月の花の代表は何と言っても、先ず紫陽花で、次いで、沙羅(シャラ)あたりでしょうが、南米原産のジャカランダも、日本ではなかなか見ることができませんが、捨てがたい美しさです。
ノウゼンカズラ科の常緑高木で、原産地である中南米原をはじめ、南アフリカ、オーストラリア島温暖な地域の春のシンボル、つまり、日本でいうところの桜のような存在です。そうそう、カエンボク、ホウオウボクと並んで熱帯三大花木とされるそうです。
私は、オーストラリアのパースに2年間在住していたこともあり、紫雲のように咲き誇るジャカランダの花を楽しむことができ、楽しい思い出の一つとなっております。
宮崎県に結構大きなジャカランダの群生地があると聞いているのですが、関西では、大阪でいくすかジャカランダを見ることができるスポットがあるというので、大阪へジャカランダ小旅行を敢行して参りました。
先ずは、大阪市営地下鉄朝潮橋前に広がる八幡屋公園(港区)。
同公園の中央体育館屋上の緑地帯、グリーンヒルズに約50メートル並木状に十数本植えられています。
私がオーストラリアで見たジャカランダの花の勢い、素晴らしさには到底及ぶものではありませんが、それでも、もちろん、「ジャカランダとはこんな花」だとは分かっていただけるでしょう。
地下鉄朝潮橋の2-A出口を出て八幡屋公園に入ると、このようにジャカランダが咲く場所を示す表示が続いていて、先ず、迷わずジャカランダスポットに辿り着くことができます。
(撮影:6月21日)