昭和の香りが漂う阪急夙川駅前のクリスマスツリー
2013年 12月 23日

今では、クリスマスツリーは特に珍しい訳ではありませんが、終戦直後というと話は別です。
1948年、敗戦の混乱と窮乏生活を強いられていた中、子どもたちの心の癒しになればと、夙川で暮らしていたアメリカ人のオハラ夫妻が、夙川駅のすぐ東側の羽衣橋の欄干に1本のクリスマスツリーを飾ったのがこのツリーの始まり。
その翌年、夫妻の第4子が事故で亡くなり、それからは息子の弔いの意味も込めて、毎年飾りつけを続けてきたツリーですが、1954年に帰国後する際には、満池谷に眠る息子のためにも飾りつけを続けてほしいと、駅前の花屋に5ドルを手渡し、その後も約30年間、毎年5ドルを送金し、受け継がれてきたそうです。
オハラさんはお亡くなりになりましたが、現在は、意志を継いで地元の自治会や商店街などがツリーを設置し続け、今に至っています。
電飾も装飾も昭和の香りがする、どこか懐かしいくホッとした気持ちになるクリスマスツリー。

今では夙川の伝統行事、そして冬の風物詩となっています

