八重さんと会津藩受難者墓地

浄土宗大本山金戒光明寺の塔頭である西雲院(さいうんいん)は、会津藩士352名の墓所の菩提寺。毎年6月に会津松平家の当主を招き法要が行われているとか。

このお寺の晩秋は紅葉がたいそう美しい。

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寺の前には、『会津藩殉難者墓地』がひっそりとたたずんでいます。その中には文久二年~慶応三年の六年間に亡くなられた二百三十七霊と鳥羽伏見の戦いの戦死者百十五霊を祀る慰霊碑(明治四十年三月建立)があります。

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慰霊碑のほぼ中央には「山本三郎」と刻まれています。

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そう、現在NHKの大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン八重の弟・三郎のことです。彼も、鳥羽伏見の戦いで深手を負い、21歳の若い生命(いのち)を散らし、ここに合祀されているのでした。

もちろん、八重さんも、お参りに、この地を訪れています。彼女にとって、ここは特別な場所だったのでしょう。

次の写真は、会津出身者による集まりなのでしょう。慰霊碑の前での記念写真。前列左から三番目の女性は、八重さんですね。

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by tetsuwanco | 2013-11-29 22:31 | ちょっと遠出

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by てつわんこ
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