こちらも、ハリー・ポッターの聖地 グロスター大聖堂
2013年 08月 24日

カッスルクームからどれくらい時間がかかったでしょう。高速道路で、グロスターへ行くつもりが、あれあれ、ブリストル方面に向かってしまい、あわてて方向転換して、グロスターに(笑)。
でも、グロスターに着いてから、ひたすら、大聖堂の尖塔を目指して車を走らせていたら、あっけなく、到着しました。
ロンドンのキングスクロス駅から始まり、レイコック・アビー、そして、このグロスター大聖堂と、ハリー・ポッター巡礼の旅は続きます。
1216年にはヘンリー3世がこの大聖堂で戴冠式を行い、1327年には、エドワード2世がこの大聖堂内の礼拝堂に埋葬されたという由緒ある建物にして、英国で最も美しい聖堂のうちの一つであるグロスター大聖堂。



もちろん、私のみならず、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』、『ハリーポッターと秘密の部屋』でホグワーツ魔法魔術学校として使われて以来、多くのポッタリアンもこの地を訪れています。

先ずは、ホグワーツ魔法学校のロケ地として使われた聖堂の回廊へ。

こちらは、修道僧の生活の場で、レイコック・アビーのそれと同様、中庭をぐるりと囲む形で造られていますが、規模はこちらの方が断然大きい。もちろん、レイコック・アビーの回廊も十二分に美しいけれど。

映画では、レイコック寺院の回廊でバジリスクの声を聞いて追いかけていき、角を曲がるとグロスター寺院のこの東側回廊になっているとのことです。

14世紀に作られたファン・ボールド(扇形天井)が世界的に有名。

でも、見どころは、この回廊だけではありません。
数々のステンドグラス。


この青いステンドグラスは斬新なデザイン。

立派なオルガン。このオルガンもかなり古そうです。残念ながら、音は聞けなかったけれど、重厚な音なんだろうと勝手に想像。

このあたり、小ぶりだけれど、何気にホグワーツの大広間の雰囲気が感じられます。

こちらは、祭壇の裏側に天井なのですが、よく見ると天使たちが楽器を演奏しています。

貴婦人と嬰児が埋葬されているのでしょうね。

こちらはロバートというお方のお墓

デューク・オブ・ノルマンで、権力争いに敗れ一番下の弟キング、ヘンリー1世に、カーディフ城で目玉をくりぬかれて殺されたのだそう。