祇園祭の山鉾32基のひとつ八幡山のシンボルは二羽の向かい合った鳩。
懸装品の中に、左甚五郎(1594-1657)作と伝わる「鳩一対の彫り物」が有って、夫婦和合のしるしとして今日まで信仰を集めてきたとか。
山には天明年間(1781~1788年)に製作された金箔の社殿と朱塗りの鳥居があり、鳥居の笠木の上に取り付けられ、巡行に参加。それまで会所で展示されているのですが・・・あれ、あれ、古い鳩の横に新しい鳩の彫り物が置かれているじゃない。
確かに左甚五郎作(?)の鳩もさすがに痛みもひどかった由、新たに新調され、巡行にはこの模刻の鳩が使われるとのこと。