猫の日記念(3):コクトー 彼が眠るチャペルの猫
2005年 02月 19日

彼は、画家というよりも、詩人であり、映画をつくったり、いわば、マルチ・アーティストなんですが、彼も猫を溺愛しておりました。
そして、彼が眠るサン・バリーズ・デ・サンプレのチャペル。このチャペルは、「晩鐘」、「落穂拾い」でミレーのアトリエが残っているバルビゾン村の東に位地するミイ・ラ・フォレという田舎町にあるのですが、このチャペル内に描いたコクトーの壁画が素晴らしいのであります。この壁画の中にかわいい猫の絵があります。

そして、チャペルの床に小さく、次の文字が刻まれております。
Je reste avec vous.
「私はいつもあなたと一緒にいます」という意味です。コクトーも猫と一緒なので寂しくないのでしょうね・・・。