猫の日(2月22日)記念(1):猫に取り付かれた画家:アレクサンドル・スタンラン
2005年 02月 19日
さて、猫の画家というか、猫にとりつかれたのではと思ってしまう画家がいますよね。そう、アレクサンドル・スタンラン(1859-1923)です。
えっ、スタンランって誰ですって。
まあ、スタンランは知らなくても、この絵はご存知でしょう。

そう、「シャ・ノワール(黒猫)」。エリック・サティがピアノを弾いておりました、ルドルフ・サリ経営のモンマルトルのキャバレーのポスターであります。
猫の絵はこれだけではありません。「スタンランさん、どうしたんですか?」と心配で、声をかけてしまうほど、多くの絵を書いております。いったい、彼の生涯で何匹、猫をかいたんでしょうかねえ(笑)。
この絵もご存知でしょう。

スイスのローザンヌ生まれの彼は、1881年にパリに移り、モンマルトルで活動を始めるのですが、ほぼ、ロートレックとは、友人であり、かつ良きライバルだったそうであります。