~京都に春の到来を告げるおかめ桜~ 京都・出町柳 長徳寺ほか
2013年 03月 20日
長徳寺というお寺の門前にはっとするほど一際美しいピンク色の超早咲桜があります。
今年は、この何週間かの暖かさにより、例年以上に早咲となった模様。
今日、20日は、立春。
ちょうど満開です!
桜の種類はおかめ桜。
イギリスの桜研究家イングラムが、寒緋桜と豆桜を交配して作出した栽培品種で1948年に発表。花の大きさは、小輪ながら、艶やかな紅紫色で直径15mm、花弁は5個、花が下向きに下垂してついています。
「京都に春がやってきた!」と言ってしまいましょう。
そして、この長徳寺の桜から今出川通賀茂大橋を渡った対岸の鴨川公園にある2本の桜も、これまた満開です。色は長徳寺のおかめ桜と同じ色。
いぼ桜(伊保桜・井保桜)という園芸品種のようですね。
そして、今出川賀茂大橋から今出川通を東に進むと百万遍知恩寺。
ここには、ふじ桜という京都で一番早く咲く桜があります。
残念ながら、先日の春一番のせいで、かなりの花びらを落としてしまったようです。
でも、このお寺にもちょっと小振りのオカメ桜を発見。これまた満開。目を楽しませてくれました。
ちょっと得した気分。
(撮影:3月19日)