自由軒の混ぜカレー
2005年 02月 14日

初めて、食べて参りました、「名物 まぜカレー」。
作家・織田作之助がこのカレーをこよなく愛し、毎日当店に足を運んでは『夫婦善哉』の構想を練ったそうな。昭和15年に発表されたこの出世作の中にも「自由軒のラ、ラ、ライスカレーは御飯にあんじょうま、ま、まむしてあるよって、うまい」と言う主人公・柳吉の台詞によって登場します。「トラは死んで皮をのこす、織田作死んでカレーをのこす」。今も本店に飾られている額縁の名物コピーは、織田作之助が来店した時に店主が写真とサインをもらった際考え出した言葉だそうです。

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