「大仏殿」裏を東へ、「二月堂」の方へ上がって、お地蔵が北向きで並ぶ所を南へ入ると、「大湯屋」が建っています。
東大寺の大湯屋は、現存最古の湯屋建築で、重要文化財に指定。もとは1239年(延応元年)に建てられたものですが、1408年(応永15年)に大改造を受けています。
この大湯屋の傍の大銀杏が見事に色づいていました。
樹齢何年なのかわかりませんが、とのかくこの銀杏の生命力は凄い。
ところで、内部に鉄湯船(国重要文化財)があって、何かしら、「千と千尋」を連想しちゃったりします。なお、この大湯屋のすぐ近くにはハクを連想させる白蛇川なんかあったりして。
なお、「湯屋」とは沸かし湯を浴びて垢を洗い落とすところ、「風呂」とは汗を流す蒸し風呂のことをいったようですね。
(撮影:11月22日)
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