平清盛も湯ぶねに浸かった?湊川上(湊山)温泉 @神戸
2012年 02月 24日
その地には、現在雪見御所跡の石碑が建てられているのみですが、「山槐記(さんかいき)」に治承(じしょう)三年(1179)(福原遷都 関連の前年)六月に「清盛邸を去る一丁ばかりにある湯屋(ゆや)へ車で渡らせて給う」と書かれています。清盛の別荘とされる雪見御所あたりから、一丁の場所がちょうど今の天王川沿いの鉱泉が湧き出る現在の湊川上温泉付近と思われます。

泉質は神経痛や皮膚病などに効用がある含炭酸重曹泉。源泉の温度は28度Cですので、加熱して加熱して利用しています。
実際、私も湯ぶねに浸かってみたのですが、庶民的ないい温泉・・・というか、下町の銭湯といった風情です。

あなたも清盛になった気分になって、当時を偲んでみてはどうでしょう(笑)。