~見よ、老舗洋食屋の巨大ロールキャベツを!~ グリル・マルヨシ@大阪・天王寺
2011年 09月 01日

現在は、キューズ・モールという新しい大型複合施設の中のヴィアあべのウォークで営業されていますが、昔は、天王寺でも結構ディープなところにあり、マルヨシさんだけ、ちょっと場違いな異彩を放っておられました。
そして、このグリル・マルヨシさんの代名詞とも言える人気メニューが「ロールキャベツ」であります。

牛肉100%のミンチをキャベツで包み、コトコトとブイヨンで煮込んだモノだのだそうです。
デミソースとカレーソースのダブルソースでいただきます
でも、意外にもミンチの量は少なく、ほとんどキャベツ。何気に昔よりミンチの量が減ったような。私の気のせいかな。

ブイヨンをたっぷり含んだキャベツは、程よく甘みが出るまで煮込まれていて、これだけだと淡白に成りがちなのだけど、ミンチの旨味と、ダブルソースがアクセントになっています。
でも、特筆すべきは、その尋常ではないそのでかさです。とにかく、大きいですね。その存在感に思わず後ずさりしてしまいます(ちょっと大げさですが)。
普通だったら、この大きさの3分の1から4分の1程度の大きさのロールキャベツが2個程度、お皿の上に、お行儀よく、温野菜なんかと一緒に供されるのが普通ですよね。ある意味、「大阪っぽい」かも。先日、訪問した姫路の老舗おでんや「十七八(となはち)」さんのロールキャベツなんて一口でいただける大きさで、そのロールキャベツと比べる10倍以上の大きさです。もちろん、これだけの大きさのロールキャベツをいくつかおでんの調理鍋に入れちゃいますと他の具があぶれちゃいますけど(笑)。
ソースはデミグラスソースがこってりしているのに対し、カレーがさっぱり系となっており、バランスが取れていて、お好みに併せて混ぜ合わせていただく趣向になっています。
同じロールキャベツでは、今は無き西宮の「甲南亭」さんのものが、個人的には「絶品」認定していたのですが、そこまでのレベルではないと思います。
なお、このロールキャベツには、セット(1,600円)で、スープとライス・もしくは「食パン」が付いてきます。

バターロールなんかじゃなくて、「食パン」というのも、珍しいといえば珍しいですね。
◆ グリル マルヨシ
阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウォーク130
TEL 06-6649-3566
営業時間 平日(月~金)
11:00~15:00 (ランチ/L.O14:30)
16:30~23:00 (ディナー/L.O22:00)
※15:00~16:30 休憩
土・日・祝
11:00~23:00(L.O22:00)
※ランチは15:00まで
定休日: 毎週月曜。但し、第5月曜は営業 (※月曜が祝日の場合は、営業。翌火曜休み)