「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」観てきました
2011年 07月 28日

3Dの効果に意識がそがれ、ストーリーにどうも集中できません。
実際、あまり、3Dの必然性は感じることはできませんでした。強いて言えば、ヴォルデモートの最後のところぐらいかな。良く出来ていると思ったのは。
そして、どうもニワトコの杖の所有権限のあたりがよくわからないですね。皆さん、納得されました?
ヴォルデモートを倒した後、ニワトコの杖を手に入れたハリー・ポッターは、杖をへし折って捨ててしまうのですが、そんな程度のことでニワトコの杖って無力化できるようなちゃっちいものだったのかな?ニワトコの杖の扱いついては結構苦労していたのに、杖を折ることでケリがつくのであれば、「おいおい最初からそうすりゃ良かったんじゃないか」と、突っ込みをいれたくなりましたよ(笑)。
そして、どうしてヴォルデモートはハリーにとどめをささなかったのかも、不思議といえば不思議(笑)。
まあ、このハリー・ポッターシリーズって、小説でも映画でもやはり全作品通して観覧しないと複雑な人物関係や作品相互の関連性が非常に理解しにくいですね。
関東ではどうだったか知らないけれど、関西では「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」をTV放映しませんでした。ニワトコの杖をはじめとして、PART1が頭に入っていないとついていけないところがあるのにね。
そして、スネイプ先生。スネイプ先生の涙なくして語れないストーリーがかなり端折られていたのが個人的に残念。
原作を通読するなり過去の映画作品を振り返るなどで、全作品を観ることによって初めて全体像が分かる作品であります。
その点、劇場版「ロード・オブ・ザ・リング」は良くできた作品であったと改めて認識する次第。