スマトラ地震: ウィーン・フィル WHOに1600万円寄付
2005年 01月 02日
今回のニューイヤーコンサートで、恒例のラデツキー行進曲を演奏しなかったことで、震災や世界を取り巻く状況を考慮し、「ただ、お祝いする状況ではない」というメッセージを発したわけですが、やはり、ひとつの良心として評価したいと思います(クラシックファンとして淋しい気持ちはありますが)。
ただ、ウィーンフィルが毎年元日に人道支援機関への寄付を実施しているとは存じませんでした。息絶え絶えの財政状況である本邦のオケには羨ましい次第でありますね。
スマトラ地震:
ウィーンフィル WHOに1600万円寄付
世界保健機関(WHO)によると、オーストリアのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は1日、WHOに11万5000ユーロ(約1600万円)を寄付した。スマトラ沖地震の津波被害救援費用に充てられる。
WHOによると、毎年1月1日の「ニューイヤーコンサート」で知られるウィーン・フィルは、毎年元日に人道支援機関への寄付を実施している。
今年はWHOを寄付対象機関とすることが数カ月前から決まっていたが、年末にスマトラ沖地震が発生したため、目的を津波被害の救済に絞ることになった。(ジュネーブ共同)
毎日新聞 2005年1月1日 23時58分