達磨さんたちもお花見 勝尾寺 @大阪・箕面
2011年 04月 25日
創建は奈良時代。山そのものが強い霊力を持つ聖地として天皇や武将をはじめ多くの人により崇拝されてきました。
私がこのお寺を訪問したのは約20年ぶりだったのですが、すっかり綺麗に整備されていました。
池からは、ドライアイスのスモークのような白い煙がでてきたり(笑)、「知恵の環」なる、いわゆるパワースポットのようなものができていたり・・・、宿泊施設も昔からあったのですが、すっかりきれいになって・・・。すっかり、小奇麗な観光地の土産物屋風のスペースもあったり・・・。ちょっと、やりすぎかも。
こちらは、豊臣秀頼により1603年に再建された立派な山門。2本の立派な枝垂桜を従えています。両手に花ですね(笑)。






山門周辺以外にも境内は枝垂桜が彩りますが、どれも遅咲きの桜。毎年、大阪でソメイヨシノが散った頃に、こちらの桜が見頃を迎えます。




勝運祈願で授かった「勝だるま」は、成就の豊国と感謝の気持ちを込めて1年度に奉納棚へ。

それ以外にも境内のあちこちにだるまたち。
だるまさんたちも、行く春を惜しんでいるような。


おそらく、これで、今年のお花見は最後でしょう。たぶん。
(撮影:4月17日)