鮮やかに閑静な街を染める梅 岡本公園 @神戸
2011年 03月 06日
現在の岡本公園と保久良神社の境内にある保久良梅林は、神戸市と地元市民により昭和40年代から50年代にかけて岡本梅林の一部を復活整備したもの。それでも、梅林が消失してからは宅地造成が進み、かつて名を知らしめた岡本梅林の規模には遠く及ばないそうです。
例年と比べ、寒さのせいか、保久良梅林の方は未だ咲き始めといった感じですが、岡本公園の梅の方はようやく今が盛り、穏やかな天気に誘われて、大勢の人が足を運んでおられました。
福岡の大宰府天満宮から贈られたといわれる菅原道真公ゆかりの飛び梅、紅梅、白梅、枝垂梅など37種153本の梅の木があるのですが、ここ数年では、最高の開花状況ではないでしょうか。
また、この公園は、神戸の山手の閑静な住宅地に位置することから、梅の花越しに神戸の街並みや大阪湾を一望することができます。梅の名所としてはちょっと珍しいロケーションかも。
(撮影:3月5日)