神さまとご利益もてんこ盛り 信仰と商魂の街 石切参道商店街
2011年 01月 29日
漢方薬店など健康を売りにしているお店も多く、それらの看板はどれも超刺激的。煎餅や団子などのお土産におばちゃん、おばあちゃん向けのブティック、アクセサリーのお店などなど。
通常は、近鉄奈良線の石切駅からスタートし参道商店街を経由して石切劔箭神社に参拝するのが通常ルートなのでしょうが、今回は、近鉄けいはんな線の新石切山からスタートし、先ず石切劔箭神社に参拝、その後、参道商店街をぶらぶらし、石切駅に向かって歩きました。
ディープでパワフルな参道は見ごたえたっぷりです。
また、石切名物というと、「占い」といえるほど、参道には数多くの占い店があります。その数というと・・・・うん星の数ほど(笑)。四柱推命や六星占術、タロット、風水、姓名判断、はたまた陰陽師占い、霊感占いなど、占いの種類もまた様々。中にはウサンクサイものもないわけではありませんが(笑)。
石切さんそのものもかなりディープな存在感を誇るのですが、参道途中にある 「石切大天狗王」 という大胆な名前とお堂がかなり凄い。
非常に立派な御堂で,建物の中には太鼓があドーンと叩くことが出来ます。ご利益が何なのかははっきり建物内を調べなかったのでわかりません。あまりの不思議ワールドに圧倒されてしまいました。天狗堂というだけあって、天狗さまが祀られています。そして、このさぞかし由緒あるモノだと思っていたら、この建物は、「阪本の赤マムシ」で有名な阪本漢方製薬の創設者阪本昌胤によって建てられたもの。更に、この参道の中腹辺りに 「石切大佛」 まで作ってしまったとのこと。ここではかなり有名人のようです。とにかく、この力の入れようには脱帽しないではいられません(笑)。
そして、忘れてはならない「石切大仏」。
「日本で三番目 石切大佛」とでかく書かれた石碑がいくつも並んでいます。何が日本で三番目なのかよく分かりませんけど(笑)。もっと大きい大仏はいくらでもあるでしょう(笑)。
たぶん、奈良の大仏が一番目、鎌倉の大仏が二番目、そしてこの石切大仏が三番目ということなのでしょう(笑)。
そして、石切大仏を過ぎると「献牛舎」なる建物があり、石切さんの夏祭り、献牛祭で登場する牛車が見学できるようになっています。そしてその牛たちが、これまた、実にカラフルで「濃い」のであります(笑)。
コテコテの大阪そのもので、そのユニークな表情で迫力満点。必見です。
なお、この参道にあるといううどん屋さんで、このあたりの名物の一つである「よもぎうどん」なるものをいただきました。要は、うどんによもぎを練りこんでいるもので、緑色でちょっと見た目は・・・(笑)。そして、味の方は・・・。あまり腰はなかったです。チト微妙。
ところで、この生駒山の麓にあるこの参道。距離は長くはありませんが、結構、勾配があって、運動不足の人にはチトつらいかもしれませんよ。