大阪城公園の秋
2010年 11月 21日
でも、紅葉というと先ず第一に思い出されるイロハモミジはほとんどと言っていいほど、公園内でその姿をみかけることはありません。
その代わりに、サクラ、ケヤキ、ハゼなどの様々な落葉広葉樹やイチョウなどが色々な彩りで訪れる人の目を楽しませてくれます。
この時期、一番目立つのは大阪府の木である銀杏の黄色かもしれませんね。
大阪城公園の銀杏というと、先ず、公園東側に伸びる銀杏並木。この時期ジョギングなんていいですよね。

そして、本丸の樹齢200年を超える大銀杏。ちょうど見ごろを迎えていました。実に堂々としています。




それ以外にも、公園内には立派な姿をした銀杏の大木がいくつもあります。まさに、黄金色。


なお、銀杏以外にも様々な樹木が公園内を彩り、飽きることがありません。

そして、大阪城というと石垣と堀。




石垣の蔦類なども紅葉し、その姿をお堀の水面にその姿を映し、実に美しいものがあります。

もちろん、忘れてはならないのは、公園内に生息する動物たち。
鴨などの水鳥や・・・

そして、野良猫たちも・・・



行く秋を楽しんでいるようにも見えます(笑?)
東京に比べて緑の少ない大阪ですが、この大阪城公園が無ければ、もっと大阪は殺伐とした都市になってしまうことでしょう。
人が自然と親しみ移ろう四季を感じ取ることができる里山。もちろん、ひょっとして大阪城公園は、大阪に住む人々にとっての「里山」であるのかもしれませんね。
(撮影:11月20日)