水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展 @大阪・梅田 阪神百貨店
2010年 08月 29日
NHKの連ドラ「ゲゲゲの女房」の影響もあると思いますが、今年の境港の妖怪ロードへの訪問者が200万人を突破したそうな。
私も、昨年、妖怪ロードに行きましたが、地元ピープルの努力と連携が実を結んだということでしょう。
むしろ、人々の努力に報いるよう、妖怪たちや水木さんが手を貸したということなのでしょうね(笑)。
なお、大阪梅田の阪神百貨店でも「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」が開催されていて、足を運んできたのですが、こちらも大変な人出!いやあ、びっくりしました。おそらく、妖怪たちも驚いているのでは(笑)。



今、子供たちは、夏休みの宿題に追われているのか、子供たちの姿はむしろ少なく、連ドラ層や、昔、少年マガジンやサンデー、白黒放映の「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」をリアルタイムで体験している年齢層が目立った気がいたします。
兵庫県立美術館で開催中の「妖怪図鑑」が、水木さんが描いた「妖怪画」に焦点をあてていたのに対し、こちらの「ゲゲゲ展」は、水木さんの三大作品ともいえる「ゲゲゲの鬼太郎」、「悪魔くん」、「河童の三平」に光をあて初期のものから最新の書き下ろしまで約100点の原画を一堂に展示していました。
ですから、「妖怪図鑑」と「ゲゲゲ展」を併せて見ることにより、水木さんの画業(といっていいのか)の全貌を把握することができると思われますところ、その2つの美術展を併せ見ることを是非ともお薦めいたします。
なお、「ゲゲゲ展」が百貨店の催場での開催ということもあり、ショップはかなりの充実度であったこと申し添えます。


