平安女学院大学有栖館(有栖川宮旧邸)
2010年 08月 29日

有栖川宮家は、「四親王家」と呼ばれた宮家の一つ。もともと、有栖川宮邸は、京都御所南にある建礼門の前付近に建てられていたとのこと。1891年3月に現在地に移築され、2007年まで、京都地方裁判所所長官舎として使われてきたものを、2008年8月、学校法人・平安女学院の所有となり、現在は「伝統文化の教育や文化活動の拠点」として活用されているそうです。
書院造の建物は「玄関棟」「住居棟」「客間棟」の3棟に分かれ、「上段の間」、15畳の「能舞台の間」など、幕末から大正時代にかけての宮邸のおもかげを今に伝えているとのことですが、予想以上に質素だなと感じました。

お庭は南庭と中庭の2庭あり、小川治兵衛の庭ということで、円山公園の日本庭園や平安神宮の神苑などの作庭で有名な7代目小川治兵衛による作庭だと思っていたら、南庭、中庭ともいたってモダンな枯山水。7代目らしくないなあと思っていたら、第11代・小川治兵衛さんが、「平成の植治の庭」として修復されたものだそうです。
こちらは南庭。



そして、次の写真は中庭。


それはそれで親しみやすい庭で、興味深く拝見させていただきました。
◆平安女学院大学 有栖館~有栖川宮旧邸
[場所]京都市上京区堀松町
[アクセス]地下鉄烏丸線丸太町駅徒歩5分
[開催期間]7月10日(土)~9月30日(木)
[開館時間]午前10時~午後4時
[入館料]600円
[問い合わせ]京都市観光協会 075-752-0227

