建仁寺・禅居庵の摩利支天堂のイノシシの御守り
2010年 08月 24日
ちょっと、不謹慎かな(笑)。
摩利支尊天堂は禅居庵の一部で、禅居庵は非公開となっていますが、こちらは自由に入ることができます。

本尊は摩利支尊天といってインドの軍神です。陽炎を神格化した女神、摩利支尊天は護身・得財・勝利などをつかさどる神で、日本では武士の守護神とされているそうな。三つの顔と六本の腕を持ち、頭には宝冠、身には甲冑を着け、七頭の猪に乗っている姿だとか。摩利支尊天が猪に乗って現れることから、境内には至る所、狛犬ならぬ、狛猪(こまいのしし)がいっぱい。



居庵の摩利支天堂は700年前鎌倉時代後期の創建で、摩利支天堂の本堂は信長の父、織田信秀が天文十六年(1547年)に寄進したものだそうな。
さて、さて、いのししの御守り・・・

なかなか、カワユイ。ウリ坊ですね。これで、300円! 岡崎神社のうさぎみくじもかなりキュートでしたが、こちらのイノシシくんのおみくじもなかなかのものでしょう。

ところで、禅居庵の中庭には、ちょっと盛りはすぎたかもしれませんが、桔梗の花が咲いていました。特に、桔梗で有名なお寺ではありませんが、ちょっとした穴場かも。



