いにしえの神秘 神戸のパワースポット 生田の森
2010年 08月 17日

生田神社の境内北側には、史蹟である「生田の森」が広がっています。

この森には、推定樹齢八百年という楠の神木が立ち並んでいます。

子どもの頃、私は、この大木を見て、「ゴジラの足のようだ」と感じたことがあります。改めて見ても、やっぱり「ゴジラの足」のように見えませんか(笑)。

源平の戦場や、一帯を焼き尽くした神戸大空襲。そしてこの度本殿を倒壊させた阪神淡路大震災と、この森は、数え切れない程の歴史を目の当たりにしてきました。
神戸の中心地にありながら、とても静かで神秘的な雰囲気が漂っている、「生田の森」ですが、うっそうと茂る木々が、街のざわめきを遮断し、鳥の鳴き声響かせてくれます。
都会のパワースポットで、心身ともにリフレッシュ。

生田の森は、本殿の裏にうっそうと繁っていますが、もともとはもっと広い範囲に森が及んでいたとのこと。古来から有名で平安時代、清少納言の「枕草子」にも「杜(もり)は生田」と記されています。