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ボストン美術館展(2)スルバラン

私は、スルバランの静謐な宗教画や生物画が大好きで、いつも彼の絵を見るたびに心洗われるのであります。決して革新的なところや躍動感はありませんが、高い写実性により、深い宗教的感情が表現されています。

特に、プラド美術館所蔵の「神の子羊」かな。

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一般的な宗教画などでは、光臨などを書き加えるのがほとんどなのですが、この子羊の絵では、そういったものを完全に排除。写実のみにより深い信仰心を表現するなど、この画家の飛びぬけた力量を感じ取ることができます。

もちろん、今回展示されていた、2枚の「コンスタンティノープルの聖キュリロス」と「聖ペトルス・トマス」の対となった作品も、深い精神性により、神への信仰心を十二分に表現されていますね。

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ところで、スルバランというと、思い出されるのが、兵庫県立美術館で開催された「だまし絵展」で展示されていたサルバドール・ダリの「スルバランの頭蓋骨」という作品。

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あのダリが、この17世紀 スペイン の 巨匠スルバランを 尊敬 していたというのは意外に感じたものです。
by tetsuwanco | 2010-08-03 23:28 | アート

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by てつわんこ
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