日本最大のコリアンタウン御幸通商店街でパッピンスをいただく
2010年 07月 26日
大正11年(1922)に大阪港~済州島に定期連絡船「君が代丸」が就航したことで済州島出身者が集住して、市場や商店街を形成するようになりました。韓国伝統の帽子をかぶる済州島の守り神「トルハルバン」が置かれている店舗が多いのはそのため。
キムチやチジミなどの定番韓国グルメのお店や、色鮮やかなチマ・チョゴリ専門店や豚足や豚頭も並ぶ精肉店など、100点以上の店舗が建ち並んでいます。
その中でも、要注目なのは、韓茶カフェの「流れる千年」。
1階は朝鮮王朝時代の民具などが置かれたミニ博物館で、韓国雑貨や食品などを販売。
2階では、韓茶や韓スイーツ、韓流プレートランチが楽しめるカフェ。と肉、この暑い夏にお薦めなのが、韓国カキ氷のバッピンス。
パッピンスの「パッ」とは小豆、「ピンス」は氷水という意味。日本のカキ氷が、砕いた氷の上に、イチゴやメロンなどのシロップや練乳というシンプルなトッピングであるのに比べ、パッピンスは大量のカキ氷が盛られた上に、餅、小豆あん、金時、果物、寒天、コーンフレーク、練乳、アイスクリームといったバラエティに富んだトッピングでカラフル色合いも可愛いのが特徴。ビビンバと同じように、思いっきりかき混ぜていただきます。
見た目は、パフェなどに似ています。暑い中での観光の途中や、ちょっとさっぱりしたい時にぴったりのパッピンス。一度食べたら、美味しさにはまってしまうかもしれませんが、くれぐれも食べ過ぎにはご注意。
今回は菊花茶と併せていただきました。
◆韓国カフェ 流れる千年
TEL 06-6716-7111
住所 大阪市生野区桃谷4-4-10
営業時間 11:00~18:00
18:00~22:00(完全予約)
定休日 火曜日