福島聖天の藤
2010年 05月 22日
福島聖天というお寺にたどり着きます。というよりも、もともと、福島聖天通りが、
福島聖天の参道なのですけど。

鳥居がありますが、お寺です。
ところで、「聖天」というのは、大聖歓喜天(かんきてん)の略。テレビドラマ化された小説「夢をかなえる象」をご記憶ないでしょうか。ごく平凡なサラリーマンが「神様」を名乗る謎の生物の指南によって自らの人生を変えていく物語でしたが、あの、大阪弁をしゃべるガネーシャが大聖歓喜天もしくは聖天であります。
福島の聖天さんは、ノダフジの発祥の地でも名高い野田から近いこともあり、藤でも有名な所。ちょうど、訪問した5月5日、ちょうど見ごろを迎えておりました。




浦江の名の通り淀川下流の低湿地帯でかきつばたの名所で、かの俳聖、松尾芭蕉も訪れ「かきつばた語るも旅のひとつかな」と感嘆したとのこと。現在でも、境内の亀の池にはカキツバタの花も。

(撮影:5月5日)

