長谷川等伯展 「柳橋水車図屏風」
2010年 05月 18日
数々の展示物の中で「あれっ」と思ったのが、「柳橋水車図屏風」が、神戸市東灘区の香雪美術館蔵となっていたこと。
「柳橋水車図」と名がつく作品は、東京国立博物館所蔵のものを含め、現在確認されているものだけでも20点を超えるとのこと。制作には長谷川派が中心となったとみられているとされるなか、一派のリーダー等伯が描いたのは、神戸の香雪美術館が所蔵する重要美術品「柳橋水車図屏風」だそうな。
香雪美術館は朝日新聞社の創立者で、茶人でもあった村山龍平氏の収蔵品を展示する私立美術館。どういう経緯かは存じませんが、数々ある「柳橋水車図屏風」の中でも、長谷川等伯自身が描いた名品をさりげなく入手していたというのは、ちょっとした驚きでした。
確かに、村山龍平という御仁、香雪美術館が収蔵している名品の数々からして、相当、確かな眼を持っていたと推察されるのですが・・・

