京の桜守、佐野藤右衛門さん宅の桜
2010年 04月 09日
場所は、広沢池から徒歩10分ほどのところ、宇多野の地にあります。今回は、JR花園駅からタクシーを使いました。


創業天保3年から代々御室御所に仕える佐野藤右衛門の16代目にあたる方なのですが、明治より造園業を営み14代目より滅び行く桜を憂い、日本各地の名桜の保存に努め、現在約200種を保存しているとか。京都の枝垂桜で当代、16代目の手にかからなかったものはないほどです。


ちなみに、祇園の夜桜として親しまれている京都円山公園の枝垂桜は15代藤右衛門の手によるもの。ですから、名高い円山公園の枝垂桜とこちらの枝垂桜とは兄弟桜と言えるかもしれませんね。


なお、水上勉の小説「櫻守」で笹部新太郎は竹部庸太郎として、先代佐野藤右衛門は宇多野として登場します。


京都の桜を見守る方の桜の花は、なにかしら、おおらかで、いきいきして、しかも繊細。

桜守さんから愛情一杯注がれたからなのでしょう。
夜は篝火が焚かれ幻想的な風景が広がるそうな。
春のひととき、無料で開放してくれている桜守佐野さんの気持ちを大切に。
(撮影:4月3日)
《アクセス》
阪急四条大宮駅より 市バス26号系統『宇多野山越行』 「山越」下車
京阪三条京阪駅より 市バス10号・59号系統『宇多野山越行』 「山越」下車
嵐山駅方面より 市バス11号系統『山越中町行』 終点「山越中町」下車

