四条烏丸から烏丸御池を目指して歩いていたら面白い建物を発見いたしました。
平楽寺書店というお店の看板があり、国登録有形文化財(第26-0018号)の表示も。
ネットで調べてみましたら、仏教関係の学術書を扱う老舗出版社だとか。江戸時代には京都書籍商の元締めとして、明治時代には新聞、官報の発行、民営図書館の設立など先進的な活動を続けた本屋さんだったそうな。
現在の建物は、1927年(昭和2年)に建築されたもの。国の有形文化財登録部分である洋館店舗の裏側には木造の居住棟が接続するという非常にユニークな構造となっています。
住所:京都府京都市中京区東洞院通 三条上る曇華院前町449