神戸市立博物館のステンドグラス
2009年 11月 01日
いずれも、同博物館の重要な所蔵品をモチーフにしていると思われます。

西側奥の階段部のステンドグラスですが、おそらく、神戸市灘区の桜ヶ丘で出土された国宝指定の桜ヶ丘銅鐸をモチーフにしたものでしょう。

今回、はじめて気がついたのですが、ステンドグラスの形も銅鐸の形によるもなのでしょうね。この銅鐸は、鹿、亀といった動物や弥生時代の人々の生活の様子も描かれていて興味深いものとなっているのですが、常設コーナーに展示されていますので、特別展のみならず常設展示のほうにも足を運ばれることをお勧めします。

喫茶店横にある丸いステンドグラス。どの地図かは特定できないのですが、こちらも同博物館所蔵の南波・秋岡古地図コレクションのなかの世界地図を題材に制作されたものと思います。世界に貿易で繋がっている神戸に相応しいステンドグラスですね。

同博物館所蔵の坤輿全図の左側に地図をつかっているのかな。

