日本を代表する洋風木造駅舎 南海本線浜寺公園駅
2009年 10月 24日

国内には洋風駅舎は数あれど、南海本線の浜寺公園駅は最も須賀らしい駅舎の一つであることは間違いないところでしょう。

なにしろ、東京駅や日本銀行本店などを数々の近代建築を手がけた辰野金吾氏による設計ですから。
屋根の正面に見える屋根窓や、ハーフチンバー様式、そしてあの鹿鳴館の2階ベランダ部分に用いられた柱と似た玄関柱が特徴的。赤色の屋根も華やかな印象的。

私鉄最古の歴史ある駅舎(明治40年(1970年)竣工)として下区術的にも高く評価されているとのこと。そして、何よりも素晴らしいのが立派に現役として利用されていることじゃないでしょうか。
