新店舗になっても美味い! 「丸石」の肉カレーうどん@神戸市中央卸売市場飲食店街
2009年 10月 18日

それに、再整備事業前は、かなり趣があって、映画のロケ地として注目されていましたね。確か、映画「クローズZERO」では小栗旬が、そしてタイトルは忘れちゃいましたがジャッキー・チェンもこの地を訪れました。
残念ながら、その趣はありませんし、狭くなりましたね。 それに、道を隔てた2階というロケーションから、仲卸業者や小売業者の利用が圧倒的に少なくなったように思われるところ、かなり心配。
さて、どの店に入ろうか・・・「まるも寿し」、洋食の「ひらおか」、それとも海鮮食堂「駅前」・・・。いろいろ悩んで、そば・うどんの「丸石」さんに。

丸石さんは創業なんと大正11年! 以前のお店は、もちろん創業当時の店舗ではありませんが、結構年季を感じさせる店舗で赴きもあったのですけどね。
新店舗は、小奇麗なお店となっておりましたが、昔を知る者にとっては寂しいものがあります。そこそこ流行っていましたが、以前はこんなものではありませんでした。お昼はいつも満員でしたから。
私がここでいただくのは、肉カレーうどんか、ぼっかけうどん。どちらか迷ったのですが肉カレーうどんをいただくことに。

麺は北海道産の小麦粉のみを使い、讃岐の自然海塩でコシを出した自家製麺は少しも変わっていません。塩分は控えめながら、化学調味料は一切使わない濃いだしも少しも変わっていないことが確認できて一安心。

やっぱり美味い!
景気も芳しくなく、卸売市場を利用する小売業者もスーパーなどにおされて元気が無いところ、卸売市場内で飲食店を続けるのはなかなか難しいと思いますが、一般消費者にもPRを図るとか工夫を凝らしてなんとか、「丸石」さんのような老舗名店は引き続き頑張ってもらいたいところです。
よくよく考えてみると、地下鉄を利用すると、三宮から卸売市場まであっという間。グルメ情報誌などでも取り上げてくれないかな。