ふくやま美術館の野外アート群
2009年 05月 19日
備後圏をはじめとした日本の近現代美術のほか、イタリアを中心としたヨーロッパ近現代の作品を収集方針に掲げ、福山市出身の日本画家塩出英雄氏や米国で活躍の美術家野田正明氏らの約2200点(寄託を含む)を所蔵しているとんこと。イタリア関連の約150点は日本の他の美術館でも例がない充実ぶりだそうな。
88年、福山市など備後の12市町村でつくるふくやま美術振興財団(現ふくやま芸術文化振興財団)により開設されたとのこと。それも珍しいかも。
訪問時に開催中であった北大路魯山人展については、過去何度となく同様の美術展に足を運んだことや、時間の都合もあり今回はパス。
ただ、この美術館周辺には見ごたえ十分の野外アートが点在しており、これらを見ながら散歩するだけで結構楽しめました。
美術館のエントランス南側正面に位置する赤い檻のような巨大アート。これ気に入りました。見る方向によって、いろいろ姿・表情を変えてくれます。



↑一羽の鳥もアートの一部となっています。

次の2人は座って何をしているかというと

ガラスに映っている福山城を眺めているようです。


↑エミリオ・グレコの伸びやかな女性像
地元作家の作品も
